二泊三日の断食合宿・その①

数年前から行きたかった断食合宿。

それは岐阜で川邊総合療術院をされている院長川邊先生主催の二泊三日の毒出し集中セミナーである。

これもまた私の愛読雑誌murmur magazineに記事が掲載されていてとても興味をもっていたものだった。

先生が体調のメンテをしてくれることや、野菜のスープなどが出て、無理なく行える内容というのも安心感があった。

今思うとここ数年は自分で自分を追い込んでいる時期だった。仕事において、無理ばかりしていた。そしてそれでいいと思っていた。頼れるものは自分しかいないし、今はストイックにやる時なんだと思い込み、頑張ってきた。
そうでもしていないと、つぶれそうだったのだ、体も、心も。

それでまとまった休みは取っていなかった。
だから二泊三日の断食合宿も今は行けないとずっと保留にしていた。

時間がない、近場じゃないから、費用が割りとかかるから、とか何がしかの理由をつけて行かないでいたのだ。


今思うと、私が率先して休まないと、同じチームのスタッフも休みにくい雰囲気になってしまっていただろうし、そういう細かいところでストイックすぎて、仕事が面白くなくなるチームを作ってしまったかもなぁと反省している。

が、転機が春にやってきて、部署が異動になったら今まで一人でやっていたことを協同でできるパートナーを得て、とても肩の荷がおりて楽になった。

それと共にきちんと休みを取ろうという風土があったのでみんなその為に仕事を頑張っているし、他に休む人があればその時は頑張ってくれるし、とてもよい環境があり、私ももれなくまともな連休を数年ぶりに取らせてもらうことになったのだ。

そうしたら思い浮かんだのはずっと行きたかった断食合宿!もう、これしかないと思った。

決めたら速い。あっという間に問い合わせをして、申込書が届いて申し込みをし、二泊三日の断食合宿に参加が決定した。


続く